青春恋模様

体重がまえにかかって倒れる...


やばいっ!


「里鶴!」「湯澤!」「りっちゃん!」


あたしを呼ぶいろんな声が聞こえる...


もうすぐ体が床につく...


ドンッ!


「いっ...いぃったぁ...」

あっ足が...痛い。


「大丈夫!?笹倉先生!保健室までおねがいします。」

笹倉先生はもうひとりのバスケ部の顧問。



先生は私をおぶり、体育館を後にする。