青春恋模様



走っていると手首を捕まれた。

「捕まえた♪」

いじのわるーい顔をして笑う三門。

「ちぇっ」

私は口を尖らせていった。

「で、さっきなんて言ったの?」

「言いたくない...」
「言えよ」


「...好きだなあって言った...の///」

「っ...」

三門の顔を見ると下を向いていた。
でもちょっとだけ顔が赤くなっていた。


「三門てれてるの...?」

「...るせーな。」

「やったやったあ♪三門を照れさせた~」

いまこそ言い返してやる!