ー教室

「里鶴~」
「三門どうしたの?」

「放課後さ!」「湯澤」

三門の声と誰かの声が重なった。

「朝井くん?」

「「「だれ?」」」

琥珀ちゃん、憂朶、三門の声が重なった。

「俺今日湯澤に助けてもらった。」

「へー」

「なあ湯澤。」
「はい?」
「今日からお前は俺のものだ。」



「はっっはっはいいいいいいいいい?」

「なにかんがえてんのお前。里鶴は俺のもんなんだけど?」