ごめん憂朶。断りきれなかったよ。
断れなかったのはちょっとだけ。憂朶が好きな相手でも
すきでいたい。という気持ちがあるから。



チャリンチャリン

「おい。あぶねーだろ 落ちるぞ? 手まわせよ。」

ドキッ


「ねえ。沢本くんはさ学校の人気者なのに私となんか二人のりしちゃって
いいの?」

「なにいってんだよ。あほじゃねーの?」

「なんでよ」
「人気者とか関係なくのせたいと思ったやつをのせただけだけど」

「そっそうなんだ///」

あったかい。やっぱり男の人の背中って大きくて安心する。



ってダメダメ!憂朶が好きな人なんだってばあああ。


「沢本くん!ここでいいよ!ありがとう。」

「おう。じゃあ学校でな。」


チャリンチャリン