『この文章は主人公の切ない気持ちが...』

授業になんて集中できない。

だって沢本くんのせきは結構前のほうで
黒板みようとしても沢本くん真田さんが目に入っちゃうんだ...

二人とも楽しそうに笑ってる。あーんな笑顔見たことない。


いいなあ。いいなあ。

ていうか私の気持ち知ってるのに...

知っちゃったからいやになっちゃったのかな。

ああああああもう。なにもかもがモヤモヤする...


「鶴ちゃん...   里鶴ちゃん!」

「...へ?あれ授業いつのまに終わってたんだろう。」
「あの...わたし真田 憂朶っていいます。友達になりませんか?」

「うんっいいの?ありがとう」

「やったあ♪憂朶ってよんでね♪」
「わかったっ!里鶴ってよんでね」

「よろしくねっ里鶴♥」
そう言うと憂朶はキラキラの笑顔を見せた。




「こちらこそ♪」
里鶴もわらって見せた。