次の日ー

「琥珀ちゃんおはよう」

「はよ...」
「ちょっといい?」

「ん。」

「憂朶もきて」

屋上へ向かおうとすると三門とめがあった。

三門は手でグッドマークを作り口パクで

“が ん ば れ !”

といった。

ニコッと笑うと里鶴は真剣な顔になり、屋上へ向かった。





ーギィィイ


「なに?」

「琥珀ちゃん。本当にわたしいってないの!」

「じゃぁなんで?なんでバスケ部の子にばれてるの?」

「うち、里鶴にしかいってないよ?」

「うん。なんでバスケ部の子が知ってるのかは知らないけど、
わたしはいってないの!信じてよ!」