ラブ・カクテル

そんな佐々木さんに事情を話すと、何を思ったのか、佐々木はあたしのことを「シンデレラ」だと言った。


でも、今なら佐々木さんが言った「シンデレラ」の意味がわかる。


時間は、0時までではないけど、、、


「はい。魔法が解けると、家の人がうるさいんで」

「そっか。理沙ちゃん、頑張ってね」

「ありがとうございます」


あたしは佐々木さんにそう言い、女の子たちが群がっている席へ向う。


「オーナー」


そう、オーナーに声を掛ける。


「どうかした?理沙ちゃん」

「あたし、時間なんで上がります」


あたしはオーナーにだけ、聞こえる声で言う。


その言葉を聞き、オーナーは時計を見た。