「わりぃ。今日、恵理休みでさ」

「自分から誘っておきながら、遅刻しやがって。今日はお前の奢りだからな」


何やら話し出す、2人。


周りの雑音とかも、気にならない。


2人の会話が、あたしには鮮明に聞こえてくる。


さっきまで、お腹が減っていたのに、、、


そんなことすら、今はどうでも良く感じる。


この街に帰って来た時に、覚悟はしていた。


いつか、彼に、、、


大和に再会してしまう日が来ることを、、、


でも、いざ会ってしまうと、、、


どうして良いのか、わからなくなる。