ラブ・カクテル

他の部署の人間たちは、もう仕事を始めている。


いちいち掲載ページなんか、確認してる人間なんていない。


むしろ、次の号の企画やらなんやらで忙しそうにしてる。


「で、理沙はさっきから、何作ってたの?」(英語)


エマはあたしのパソコンを覗き込む。


「こないだの、シルバー賞の子じゃん」(英語)


ついさっき作り終わった書類を上から下まで、マウスを使って見て行く。


それに当麻さんと遠藤さんも見入る。


「理沙にしては、仕事が早いじゃん」(英語)


エマは、意味あり気な視線をあたしに向ける。


な、何よ、、、


あたしはただ、仕事をこなしただけです。