ラブ・カクテル

泣いちゃ、ダメだ。


あたしは必死に涙を堪える。


「カクテルコンクール」


文也が、言う。


「これで、、、勝負しようと思う」

「そう。今の文也なら、行けると思う」


良いところとか、そんなんじゃなく、、、


、、、上に。


その後、お互いに口を閉ざす。


こんなおいしいカクテルを作る文也に、もうあたしは、、、必要ない。


自分の気持ちを言うなら、今しかない。


そう思うのに、喉に引っかかって言葉が出て来てくれない。


ホント、、、あたしは臆病者だ。