ラブ・カクテル

、、、会いたい。


今、どうしようもなく、、、


文也に会いたい。


文也の夢に、あたしが必要なくなってしまっても、、、


1番近くで、文也のことを見ていたい。


「当麻さん。やっぱり、良いです」

「え?」


当麻さんは、あたしの言葉が理解出来なかったようで、聞き返す。


「送ってもらわなくても、大丈夫です。ちょっと、寄りたい所があるんで、、、」

「今から?」


時間は0時を過ぎようとしている。


「はい。どうしても今、会いたい人が居るんです」

「そ、っか」

「はい。すいません。来週から、またお互いに仕事がんばりましょうね」


そう言い、あたしは足早にその場を後にした。


「噂の「理沙ちゃん」には、もう大切な人がいるのか。翔だけか、、、。前に進めないで、理沙ちゃんの帰りを待ってるのは、、、」


そんな当麻さんの言葉は、あたしに届くことはなかった。