ラブ・カクテル

ここが、あたしの始まりだった、、、


ゆっくりと息を吐く。


ここに立った以上、中途半端なことは出来ない。


そんなこと、しちゃいけない、、、


「、、、理沙?」(英語)


そんな、エマの言葉すら耳に入ってこなかった。


あたしはスーツの男の前に立つ。


「お望みのお酒は?」

「ジントニック」


その言葉を聞き、あたしは作り始める。


やっぱり、忘れられない。


頭で考えなくても、体が勝手に動く。


手際よくジントニックを作り、スーツの男の前に出す。


見た目は完璧なはず、、、


でも、味はどうだろうか?


ちゃんとした、ジントニックになっただろうか?