ラブ・カクテル

あの日から、あの女性のお客様は、ふらっとお店に顔を出すようになった。


その時は決まって、彼女の元彼の話をした。


彼女の話を聞くうち、彼女がどれだけ彼のことを愛してるか伝わってきた。


だからいつの間にか、あたしは彼女のことを応援するようになって行った。


彼女とその元彼が、元の関係に戻るように、、、


自分の事でもないのに、そんなことを願ったりした。


それは、彼女の元彼を知らなかったから出来たこと。


もし始めから知っていたら、あたしは彼女とは深く関わることなんてなかった。


むしろ、彼女のことを突き放していたかもしれない。


そうしていたら、今でもあたしは大和の隣で笑っていられたのかなぁ?