それこそ、別の話じゃん。


「理沙、おいで」


そう言われ、あたしは素直に大和の所へ向う。


「ホントに、高校生だったんだな?」


そういえば、あたし制服のままだったんだ。


「どうせ、ガキですよ」

「なんだ、それ」


そう言って、笑う。


なんだって、大和が言ったんじゃん。


「大和先生は、ガキを相手にしないんでしょ?」

「あぁ、しねぇな?」


その言葉にムッとする。


「でも、、、」


そう言って、あたしの顔を持ち上げる。


そのせいで、大和と視線が重なる。


「理沙は特別」


そう言って、唇を重ねた。


特別って、、、


そんなこと言われたら、拗ねてるあたしがバカ見たいじゃん。