ラブ・カクテル

「あ、そういえば広瀬来たか~?」

「広瀬さんなら、6時間目の途中に来ましたよ」


なんて、礼儀正しく言う女子生徒。


どうせなら「知らない」と言って欲しかった。


「広瀬。この後、職員室に来いよ~」


大和があたしの方を見たせいで、視線が交わる。


「理沙、お呼び出しだね」


夏輝は、何故か楽しそうに言う。


「今のって、強制?」

「どうだろう?聞いてみる?」


いや、そこまでしなくても、、、


そう思ったのに、夏輝は大和に話しかける。


「翔ちゃん~」

「名前で呼ぶなって言ってんだろ、広末」

「大和照れてんの~?」


男子生徒が、大和に茶々を入れる。


「バーカ。なんで、ガキ相手に照れんだよ」