ラブ・カクテル

「意味わかんねぇんだけど」


あたし、おかしいこと言った?


「だからあたしの家も、このマンションなんだって」

「は、まじ?」


こんなこと、嘘ついてどうすんのよ。


「うん」

「ってことは、俺ら同じ屋根の下に住んでるってことか」


大和は、おかしそうに笑う。


そう言われれば、そういうことになる。


「そうだね」

「何か、運命感じね?」


なんて、意味のわからない言葉を向ける。


「運命」って、何かクサイ。


「バカ。早く寝なよ。あたし、帰る」


あたしはそう言って、荷物を持って玄関に行く。


「理沙。明日な」


そう言って、帰り際にキスを落とす。


「、、、バカ」


あたしは熱った顔を隠すように、大和の部屋を飛び出した。