王子に恋する天使ちゃん


「な、ななな……!」

「葉月、いい匂いする。」



テンパりまくりのあたしとは正反対に、あたしの髪を匂っている余裕の日向くん



「や、あの、日向くん……離して…?」

「えー、やだ」



そ、そんな甘えた顔で見つめないで……
心臓が……あたしの心臓がー!