「今日バレンタインデーだからチョコレート作ってたんだ~!見てみて!」
あたしはそう言いながら相ケ瀬くんにキッチンに来るように手を動かす。
「よくこんなに作ったな」
「うん!みんなに食べてもらおうと思って」
「ふーん、じゃあ一つもらいっ!」
「えっ!ちょっとまだ味見してないのに…!」
相ケ瀬くんはできあがったばっかりの生チョコを一つ手に取ると口の中に放り込んだ。
あたしは味が気になって相ケ瀬くんのことをじーっとみつめる。
おいしいかな?失敗かな?
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