あれから、あたしは部活を終えて家に帰ってきた。
だけど、家の鍵は開いているのに、家の中は真っ暗。
玄関の照明を点けてみると、相ケ瀬くんの靴がある。
「……良かった、ちゃんといる」
もしも、こんなけがさせられたヤツの家なんか帰ってきたくないって思って、どっか行っちゃったらって心配になったけどそれは考えすぎだったみたい。
相ケ瀬くんの足どうだったんだろう。
聞きに行きたいけど、もしかしたら今あたしの顔すら見たくないのかもしれないなって思う。
「明日、もう1回ちゃんと謝ろう」
それで今日は食べてもらえるか分からないけど、相ケ瀬くんの好きなオムライスを作ろう。
あたしはキッチンに行って一人分のオムライスを早速作り始めた。

