「………っ」 「今のお前がやることは違うだろ。 それが分からないんだったら、相ケ瀬は大会が終わるまでサッカー部に出入り禁止だ」 相ケ瀬くんは立ち上がるともう何も言うことなく、足を引き摺りながらグラウンドから姿を消したんだ。 あたしは救急バックのところに急いで行って、冷却スプレーと湿布を掴むと彼の背中を追った。 部室に向かって走ると……。 ーダンッ というロッカーを叩きつける大きな音が聞こえた。