教室に戻ると、また3人でペンキ塗りの続きを再開した。
沈黙が苦手なのか大塚くんはよく喋るけど、相ケ瀬くんは極端に口数が減った。
あたしはあたしで相ケ瀬くんにバレないようにちょこちょこ様子を見てるような感じで……。
「相ケ瀬くーん!準備終わったからわたしもペンキ塗り手伝うよー!」
「あーずるい!私も手伝うー!」
「抜け駆けー!相ケ瀬くんわたしも休憩ってことで!」
相ケ瀬くんの周りにはいつの間にか女子たちが少しずつ集まってきていた。
本当に終わったのかな?と思いながらも、大塚くんと話しながら作業を続けていると
気付いたら周りの女子たちがペンキ塗りをしていて、相ケ瀬くんはハケを誰かに渡してて持っていない。

