「相ケ瀬くん?もしかしてどっか……」
あたしはすぐに振り返って相ケ瀬くんを見たけどいいから、早く段ボール拾ってと言われてそれ以上何も聞くことができなかった。
もしかして……大会中なのにケガしちゃった?
そんな……まさかね?
それから周りにいた人たちが手伝ってくれたおかげですぐに段ボールを拾いきることができた。
「自分の不注意ですいませんでした。ケガとかないですか?
本当にすいません」
ぶつかってきた男の子も段ボールを拾ってくれて、渡すときにあたしと相ケ瀬くんに謝ってきた。
事が起きる前はあんなにはしゃいでいたのに、今はもう罪悪感でいっぱいで、彼も相当ショックを受けているように見える。

