ーバンッ 下の階まで一気に落ちた。 「立花、大丈夫か?」 相ケ瀬くんはあたしを抱き締めていた腕を緩めて、顔を覗いてくる。 ショックで声は出なかったけど、あたしはコクンコクンと二回頷いた。 周りには散乱してしまった段ボール。 そして派手な音を聞き付けて教室から出てきた二年生の先輩たち。 「どうしたの?」と言いながらこの状況を見つめていた。 階段には放心状態のぶつかってきた男の子たちがいる。 「……怖かった。死んじゃうかと思った」 あたしの目からは大粒の涙が流れ落ちてきた。