『お待たせいたしました。ただいまよりプラネタリウムを上映いたします。
一瞬、演出上真っ暗になりますが、故障ではないのでご安心下さいね』
優しい声でアナウンスをするお兄さんの声が聞こえて、タオルを顔から取り払った。
これから始まるんだ。このプラネタリウムで有名な流れ星見れるかな。
「それじゃあ、こうしたらどうなる?」
「え……?」
いつの間にか起き上がってた相ケ瀬くんがいて、非常灯含めライトがパッと全て消えた瞬間のことだった。
周りの人たちはいきなり消えてびっくりして「うわあ!」という声を上げている。
だけどあたしは……。
相ケ瀬くんの顔が近付いてきて、口に一瞬だけ柔らかい何かが当たった。
そして離れた瞬間、クスっと笑う声が耳に入ってきた。
「予想どおり。本当に立花って飽きない」
「…………。」

