指定された席に隣同士で二人で座ると、後ろに体重をかけてみた。
すると少しずつカチカチと音を立てながらゆっくり後ろに下がっていく。
真後ろはさすがに見えないけど、ほとんど全部見えそう。
「すごーい!こんなに下がるんだ」
「まだ始まってないのに、何はしゃいでんだよ」
「だって、プラネタリウムに来るの久しぶりなんだもん!テンション上がっちゃ……」
ちかっ!近すぎる!
真横に相ケ瀬くんがいてびっくりした!
こんな状況絶対に絶対に無理!!!
あたしはすぐに起き上がって、ドキドキ急に言い出した心臓に「元に戻って!」と何回も心の中で叫ぶ。
だけど、同時に冗談まじりでこの間「一緒に寝るか?」って言われたことを思い出してダブルパンチされたあたしの心臓は全然言うことを聞いてくれない。

