「「いただきまーす!」」
「いただきます」
お好み焼きをヘラで切って、一つずつお皿に載せるとみんなで食べ始めた。
「なんか、相ケ瀬くんと一緒にごはん食べてるとか夢みたい~!」
「そんな大袈裟な。いつもサッカー部のやつらと教室か食堂で食べてるよ!
しかも同じクラスじゃん」
「…………」
朝はたまにだけど、基本的には夜は一緒に食べてるから全然よく分からない。
相ケ瀬くんとごはんってそんなにレアなことなの?
でもあのきゃーきゃー言ってる子たちも本当は食べたいのかも!
「でもでも今まで全然喋ったことなかったし、ごはんまで食べれると思わなかったから!
女子の言う通りやっぱり相ケ瀬くんって優しいね」
「そうかな?」
コクンコクンとあやは何度も相ケ瀬くんの言葉に頷いている。
完璧、あや……騙されちゃってるよ。

