「この人と毎日一緒にいれることになったら、どんなに毎日がもっともっと楽しくなるんだろうなって
気づけばそんな浮かれてる自分が少しずつ増えて行って
そしたら今日これでしょ……なんだか地獄に突き落とされた気分だったよ。
彼女がいるなら、あんな風に優しくしないで欲しかったよ……。
でも嫌いになりたいのに、思い出すのは嬉しいことばっかりで諦められないよ」
あたしはイスから立ち上がって、あやの隣に行った。
そしてそばにあった箱ティッシュを取ってあやに渡しながら、辛いのに話してくれてありがとうと言った。
嗚咽を漏らしながら、とめどなく溢れる涙を流すあやの背中を優しくさすり続けた。

