「アイツ、『俺が決めることじゃないし、わざわざ聞かないで観に来たら?』って言った後、絶対聞いてないと思う。



今大会は今までやってきた2、3年でやるってこと聞こえてない」



相ケ瀬くんはため息を吐くと、『話聞かないヤツのことなんか知らない』と言っている。



あたしはそれを聞いてあははと苦笑いをするしかなかった。



「これでもう寝れるか?」



「うん!ありがと」



告白じゃなかったんだってことを知れたら、心がホッとして安心できた。




今日はこれでぐっすり眠れそう。




「あっ!でも今日別で告白された」