「別に、立花が守ればいいだけ」
「守る?何を?」
「言っていいわけ?」
「だめ!」
何か分からない交換条件のことを考えたら、聞かないという選択肢もあるけど、今回きりかもしれない。
それにやっぱり気になる気持ちの方が強い。
でも……交換条件の内容がこわい。だってあの何考えてんだか全然分からない相ケ瀬くんだよ?
へび捕まえてこい!とか言われたらどうしよう!
「うーん…」
「そんな悩むならやめれば?別に聞いても何の得にもならないし」
「分かった!交換条件聞くよ!」
口を簡単に開かないこと、親にしか話してないことだよ!
絶対に何の得にもならないわけがない。
そう思い込んで、あたしは交換条件を受けることにしたんだ。

