「ま、まー悪くはないスタートだな。追いかけてくる人はいっぱいいるんだからな」
そうだそうだ!と思わず、心の中で相ケ瀬くんのお父さんに賛同する。
ここにいるんだから!!
部活も勉強もできる相ケ瀬くんが羨ましいと思う反面、自分はマネージャーで部活はやっている訳じゃないから勉強では勝ちたいと思う気持ちがある。
「最終目標は決まってるんだから部活と両立しなさい。
勉強できても、サッカーも上手くないと仕方ないだからね!」
「分かってる」
相ケ瀬くんのお母さんは「また近いうちに会いましょ!」と言って、お父さんと一緒に帰って行った。

