「かけてねぇよ。俺はここでしか高校の間はサッカーやるつもりないから」
「威勢だけはいいんだから!
別に迷惑かけてないなら家に連れ戻そうなんて思ってないからそんな怖い顔しないで、ねっ?」
相ケ瀬くんのお母さんはベタベタ相ケ瀬くんを触りながら気を宥めようとしているけど
当の本人は親の前だっていうのにすっごく嫌そうな顔をしている。
表情が…今すぐ帰れって横からでも分かるくらい出ている。
「で、何でここにいるわけ?父さんたちもおばさんたちと社員旅行に行ってたんじゃねぇの」?
「あ!北海道のお土産!ってもしかして立花さんの娘ちゃん?」

