「痛いー!玉ねぎだ~!」
「もう本当ばか。普通玉ねぎ切った手で目を触るかよ」
「だって忘れてたんだもん!」
「ったく、手洗って待ってろ」
あたしはハンドソープで手をよく洗った後、まぶたをゆすいだ。
終わるころには相ケ瀬くんがタオルを持ってきてくれて、まだ少し痛いけどさっきよりはマシになった。
「ご、ごめん。さっき思いっきり本人の前で悪口言った」
「聞いてた」
「謝るから怒らないで!」
あたしは必死になって相ケ瀬くんにお願いをした。
だけど、相ケ瀬くんから出たの言葉ではなく、ため息だった。
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