いやだ、いやだ。 やっと相ケ瀬くんとも少しだけ距離が縮められたと思ったのに。 彼女ができるなんて絶対に嫌だよ。 女子たちに騒がれてるのは全然我慢できたのに、誰かの特別になるのは考えたくない。 何よりこんな風に自分をコントロールできないのがどうしてだか分からなくてモヤモヤする。 本当にいつからこんな風になっちゃったの。 涙が止まらない。 「おい、立花どうしたんだよ!」 パタパタと急いでこっちに走ってくる相ケ瀬くんのスリッパの音が聞こえる。