「いたっ」 床に思いっきり打った膝と肘がじーんと痛む。 でもここで悠長にさすってる場合じゃない。 2人にバレたら絶対気まずいし、今はここから離れないと。 あたしはもう一度立ち上がって急いで上履きを履くとかかとを踏んだまま教室に向かって走ったんだ。 膝と肘の痛みと 見たくなかった光景を見た胸の痛みの両方で涙が出そうになったけど 学校ではあやに心配かけちゃうからと思ってぐっと涙を押さえて、教室に入るまでに上を向いたりしながらなんとか元の自分でいるように振る舞った。