でもいろいろ言われても一つ一つ答える時間なんてなくて、すぐに試合はまた再開する。
それから、女バスの子たちが指揮を取りながらあたしは何もかも忘れてプレーに集中した。
最初にシュートを決めたおかげか、ボールもいっぱい回してもらえて
結局、試合は5分で22-8で終了した。
「22対8。3組の勝ち。お互いに礼」
「「ありがとうございました」」
試合が終わって、真っ先にあやのところに行くと興奮をしながら迎えてくれた。
「ひかるすっごいよ!あんなに女バスの子たちと上手にやるなんて思わなかった!」
「経験者じゃないから見よう見まねだけどね。やっぱり球技では一番バスケが好きかも」
「それでもすごいよ!なんかひかるの見る目変わった!」
「何それ~!あたしだってフットサルの時は散々だったけどバスケは形になるもん!」
周りで見ていた女子たちも「経験者みたいなプレーだった!」と褒めてくれた。
そんな少し浮かれてしまうくらい気分が良いまま午前中の授業は終わったんだ。

