家に帰って、自分の部屋のベッドにダイブすると制服のポケットからスマホが鳴った。
だれー?と思いながら、スマホを取り出すと……
「だからなんで……」
送信者は相ケ瀬くんだった。
【おい、バカマネ。勉強しないでちゃんと寝ろよ!
勉強してたら……あのこと部活のやつらにバラすから】
しかも、完全に弱みを握られた。
これ、これから何度も使われそうな気がする。
あたしは相ケ瀬くんに返信せずにスマホをベッドの上に放り投げた。
「そうやって弱み握ったって、相ケ瀬くんはここにはいないんだもん!
今日までのテスト全然手ごたえないし、勉強するもんね!」
あたしは机に向かって、明日のテストの日本史と古典の勉強を始めた。

