「いや、それ作ったの俺だし。
どうせ最近の生活で体調管理崩しただけだし、おばさんたち帰って来てもらうほどじゃないと思って連絡してない」
早く帰って来てもらいたいなら自分で連絡すれば?と雑誌を手に取りながら言う相ケ瀬くん。
「…………」
相ケ瀬くんって、あたしがこんな弱ってる状況でも口はいつもどおりなんだ。
本当にもう少しこんな時くらい優しくしてくれてもいいのに。
確かに、こんなことで体調崩した自分が一番いけないのは分かってるけど……。
無意識に『はぁ……』と溜め息が出てしまう。
この人とはやっぱり一生合わない気がする…と思った瞬間。

