あたしはベッドから起き上がって相ケ瀬くんに聞きに行こうとして立ち上がった。
「いたっ」
だけど、立ち上がると頭がズキンと痛む。
まだそんな熱あるの?と思いながらおでこに手を伸ばすと、一回しか薬を飲んでないからかまあまあ熱い。
本当あたしはどこまでもツイてない。
そして数歩進んでドアノブに手を伸ばすと、まるで自動ドアかのように部屋のドアが開いた。
「どこ行こうとしてんの?じっとしてろよって言ったじゃん」
そう言う相ケ瀬くんの両手にはトレーがあって
水が入ったコップに、錠剤の薬、そしてお皿によそわれた雑炊だった。
「…………」

