何だかんだ言って私は結局1人残って日直の日誌を書き、教室の点検をし…。


仕事をこなして家に帰宅した。



はぁ…言いなりになる自分が自分で情けないょ。

ため息が私の喉から何度も何度も漏れていく。


「ぁら。千夏、今日も遅かったわね?
帰宅部なんだから遅くなる事ないでしょ!?
遊んでばっかないで早く帰ってきなさい。」


お母さんは怪訝そうに私に言葉を吐き捨てた。



ち、違うもん…。

私だって早く帰ってきたかったケド…。







本当の事を言うのが怖くて私は黙って自分の部屋に逃げるように直ぐに駆け込んだ。

自分の娘が皆からパシられてる事知ったらお母さん…傷つくだろうなぁ…。