ヌルッ… 何かヌルヌルした感触が私の手の感覚神経により脳に送られてきた。 …ぇ? 一時硬直した私の体を無理やり動かして、私は震える手のひらを自分が見えるように向けた。 「何………こ…れ?」 赤黒い液体が私の期待を裏切るように、私の手のひらを染めていた…。 ぅ…嘘…でしょ…? 嘘…。 嘘だ! 嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!!!! 私を駆り立てる気持ちが私の全神経を勝手に動かし、お母さんの布団を一気に捲りあげた。