僕の名前は、米岡 純平。高校2年生です。僕は、学校に行くのが嫌です。理由は、いじめられているからです。最初は、辻 杏菜から始まった。理由は、わからない。

 学校につくと、智が
「あれー。ジュンペー今日も来たの?来なくても、いいのになー。」
智は、僕を押した。僕は、ゴミ箱に当たった。クラスに、笑いが起きた。すると、不機嫌そうな真一が、入ってきた。
「おいっ。」
智を真一が睨んだ。
「な、なに、真一君。」
「朝から、うるさい。少し、黙れ。」
「は、はい。」
智が、ペコペコと真一に頭を下げ、僕に舌打ちをした。その、機嫌の悪い真一に光太が、
「腹が、減ってるのか?真一が不機嫌なのは、いつもの事だけどさ!」
「そーか?確かに、腹は減ってるけど・・・」
真一は素直に言った。すると、横にいた成美が
「仲いーね!私よりも!」
光太は、ニヤッと笑い
「なーに?やきもち?」
成美は怒りながら、言った。
「違うもん!」
「かっわいい❤」
流星が
「熱いぞ!」
まあ、いつもと同じ風景だ。1時間目の数学のときは、真一はいなかった。たぶん、いや、絶対、屋上でタバコを吸っているのだろう。1時間目が終わった。僕は、急に髪の毛を引っ張られた。
「いたい!」
僕は、痛さのあまり声が出てしまった。すると、クスクス笑いながら蓮は
「お前、髪の毛長いよなー。俺が、切ってやるよ。」
明と秀真と隼人と輝が、手と足を押さえてきた。僕は、必死に抵抗した。
「やめっ、やめてよ。」
蓮のはさみが、髪の毛に触れた。瞬間、蓮の金髪の長い髪が切れた。
「うわああああああああああああああああああああああああ」
蓮の声が教室に響いた。
「誰だ!」
「俺だ。」
全員の背筋がゾクとした。すると、
「だいじょーぶか?」
真一が、僕の顔を覗き込んだ。
「真一っ。お前、邪魔するな。」
蓮が、怒った顔で真一に言った。すると、真一が蓮の襟元をつかんで、
「お前ら!やっていいことと、悪いことの区別もつかないのか!」
「うるさいなー。黙ってくれないの?特に、真一。」
杏菜が言った。すると、真一が
「うるせー!黙れ!」
「いやだよ。黙らないもん。」
「うるさい。殺すぞ。」
「どーせ、口だけでしょ。真一君!」
「はぁ、本気だけど!」
口げんかが、始まった。すると、
「まあまあ、2人とも落ち着いて。」
太陽が、止めた。
「はぁ、うるさいわね。タイヨー、あんた目見えてるの?見えてないの?」
杏菜が言った。
「見えてるけど・・・」
太陽が言った。太陽は、確かに目が見えているのか分からない。
まあ、こうして学校が終わった。