純情少年が俺様に!?




「もー、夕方かぁー」

篠崎くんが呟く。

「そーだねぇ」

と返す愛沙美。

「夕日、めっちゃきれい…」

うん、はい、私達邪魔ですよね。

こそっと、一之瀬くんに耳打ち。

もう、朝の時点でわかってたけど

「ねー、私達邪魔かな?」

「うん、たぶん…二人きりにしてあげる?」

私は深く頷いた。