「もしかして告られるんじゃないの~?宮本くんって瑞葉とよくしゃべってるし!」


さ…早帆…!?


何言ってるの!?///


「…ヒロとは部活が一緒なだけだよ!?」

あたしは今顔が赤いと思う。


「瑞ちゃんが宮本と付き合っちゃったら、今みたいに4人でいられないよなぁ。」


隆ちゃんが言った。


もし告白されたとしても、付き合わないからね!?


隆ちゃんも早帆も、早とちりだよ!


「とりあえず行ってみなよ!ね?」


早帆…


「うん!どうせ部活のことだろうし!」


場所も音楽室だしね。


そして放課後━


「瑞葉ちゃん、音楽室来てね!」


ヒロはそう言って、先に教室を出た。


一緒に行けばいいのに。


「瑞葉、報告してよね!」


報告!?


「楽しみにしてるから♪」


早帆は楽しんでる。


絶対、あたしがヒロに告白されるって思ってるね…。


「わかったよ…!じゃあね!」


あたしは席を立った。


「瑞葉!」


また教室から出ようとした時に蓮に呼び止められた。


「今日は何?」


「…この前言ったの覚えてるか?」


この前…言ったの?