『じゃあ相原先生はこっちの教室ね。なんかあったらすぐ言ってね。』

『はい。お願いします。』
多分、新しい先生と伊藤先生の声だ。
女の人みたい。

どきどき。

少し胸がざわざわした。
なんか少し緊張する。

『ねぇ愛、女の先生だね。どんな人なんだろ!』

『ねー、なんかあたしまで緊張してちゃったよー。』

コツコツコツ。
足音がする。