「あたしは、慎矢先輩と付き合う前からなんとなく気づいてたよ。 でも、慎矢先輩と付き合ったから、あたしの気のせいかなーって思ってた」 え!?そんな前から!? 夏菜にはかなわないです。 「斗馬先輩見ると、ドキドキして苦しいの。慎矢先輩とは、何か違うドキドキ。慎矢先輩は、眩しくて、キラキラしてる」 「ねぇ、あみはさ、『好き』と『憧れ』の境界線って何か考えたことある?」