それから夏菜は、漫画と携帯とお友達になっていた。 だからあたしは追われてる課題をやることにした。 —テレレンッ♪ この音がするたびに、漫画を放って携帯に飛びついている。 忙しい人だ。 顔からしてメールの相手は耕助先輩だな。 必死な夏菜見てるの面白い。 なんかちょっと元気出た。 ありがと、夏菜(心の中だけで)。