王子さまと私

「大丈夫だよ。スカーっとした」


亜希子が笑顔で言った。
少し恥ずかしくなり、急いで下着を選びお店を出た。



家に帰る途中でカフェへ寄った。
亜希子が今日のお礼をしたいらしい。


全然いいのに。


注文をして席へと着く。


「やっぱり、奈美は強いなー。あたしいつも助けてもらってばっかり」


「何を今更(笑)」


「あのねー、いつも感謝してんだから」