電話した。


「もしもし…」

「どした?」

「あのさぁ大事な話があるから明日会えないかなぁ?無理ならいいんだけど」

「わかった。別れ話じゃないよな?」

「うん、違うよ。」

「明日いつもの公園で待ってる」

電話を終了して思った。もしことことを言ったら真斗は困るかなって。不安でいっぱいだった。
まだ私は高校生だから。ちゃんと育てる自信がない。
どうするのが自分のためなのか。ちゃんと考えなきゃ。


眠れないまま。朝になってしまった。


公園で10時に待ち合わせしたから。

そろそろ準備しなくちゃ。

ヤバイ、時間がない。

「真斗ぉ?」

「なぁんだ、まだ来てなかったんだ」

しばらくして…

「澪、ゴメン。遅くなった、待ったよな?」

「少しだけね!」

「話ってなに…?」

「あのね、私…」