すれ違う恋の行方

「ごめんな…」
『え?』


突然謝りだす春樹。

あたしは、口付けていたカップから口を離した。


「変に気ぃきかせちまってさ」


そう言って、春樹は苦笑した。


そんな春樹を見ていると、こっちまで泣きそうになる。


『…やっぱ…今でも皐月さんのこと…?』


あたしの問いに、春樹は苦笑するだけだった。