すれ違う恋の行方

結局は、皐月さんのことを忘れるためなんだね…。


春樹の世界は、いつも皐月さん中心に回ってる。



ねぇ…
あたしは本当は、春樹にとってのそんな位置求めてないんだよ。


友達なんて位置…



『まぁ、なんたって美鈴様だし?』
「調子ん乗んな!」
『しょうがないから、これからも傍にいてあげよう』


あたしは無理やり笑顔を作って答えた。


だって友達なら
これからずっと傍にいられるでしょ?


別れなんて…
気まずい関係なんて…

そんなこと経験しないで済むでしょ?


だったらあたしは、この位置でもいいかな…。